或阿呆の東京

aru ahou no TOKYO

戎(西荻窪)

東京!西荻!戎!16時。

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久しぶりだ。1月4日からやってる店がなかなかなくてね。
 
まずは酎ハイ(360)。座るなりお飲みもの聞かれて焦っちゃった。
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ほんとは飲み物いろいろある。でも酎ハイでよかった。
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ホッピーはないな。
 
食べものいっぱい。胸いっぱい。
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もう10年近く前。吉祥寺に住んでたころよく来てた。
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小学校の同級生も近所に住んでてよくヤケ酒会してた。
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彼女もいまは一児か二児の母。ヤケ酒なんて必要なし!
 
よし、「やきとん」「やきとり」と戎名物の煮込みを。
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戎名物牛モツ煮込み(250)。ほんとにすぐ来た。
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あっさりして、やや甘くて、不思議とうまい。
傑作かも。
 
それほど待たずにときとり(95)とやきとん(95)。
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これも安いのにうまいではないですか。
何だか10年前よりうまく感じるのは、
それだけおっさんになったってことですかね。
それとも寂しいからですか。
 
だめかも知れないけど、
東京でこうやって飲んでるのが好きだな。
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そうそう、南口店のほうがよりディープでいいんだけど
今日はまだやってなかった。
だからここは北口店。広くて綺麗。
 
安かったからハイボール(190)。
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四川省「音さん」直伝のスイチョーツーが気になる。
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久しぶりに来たら、メニューすっかり忘れてる。
同級生の彼女も俺のことなんて忘れてるんだろうな。
 
来たよー。音さん直伝のスイチョーツー。
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うまいです。四川は感じないけどいい。
音さん直伝の部分はタレかな、それとも具かな。
タレは酢醤油。具の味が珍しいかも。
爽やかなんだけど、その中にややクセがある。
音さんの人柄そのものの味だ。
クセと言うとあれだけど、ただ爽やかなだけじゃないのが音さん。
だから人を引き寄せる。みんな大好きな音さん。
人見知りなところがあるけど(今から思うと日本語に自信がなかったのかも)、
こっちが話しかければ笑顔で気さくに何でも話してくれたんだよね。
ふるさと四川省の話、それから日本の大学にいわゆるエリートとして留学して。
そこで日本人の奥さんと出会って。周囲の反対を押し切って料理人になった。
もちろん、奥さんの支えがあったからそんなことができたんだけどね。
この餃子に四川ぽさがないのは、故郷のことはもう振り返らないっていう音さんの決意とか、奥さんへの想いとかが入っているんだと思う。
 
ハイボールをもう一杯。
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この店は人気店でかつごちゃごちゃしたお店なのに、
そういう店にありがちな店員さんの乱暴さがなくていい。
みんな感じいい。やっぱり素敵だ。
 
さて。
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下仁田ネギ焼きのぬたを、隣のメガネの女が、
下ネタネギ焼きのぬたくださいと頼んだから、
そのメガネを許す。
 
帰ります。
 
ってゆうか、お会計してもらったら、1,460円だったぞ!
安すぎ。