或阿呆の東京

aru ahou no TOKYO

マレーゴ(門前仲町)

ますらおを出て深川不動への参道を入ってすぐ。

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この看板にひかれてしまった。ホットワイン
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ギャルソンってなんだっけ。
いま思ったけど、ギャル曽根ってそこから?
とにかくこだわりのホットワインなんだろうな。
温まりたい。
あ、お店はMareëgo。マレーゴと読むようです。
 
ホットワイン飲みながら本読もう。
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落ち着く。やっぱり座れるといいね。
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ホットワイン。あったまるなあ。おいしいなあ。
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なんかいろいろ入ってるみたいだよ。
フルーツやらなんやら、
 
シナモンも入ってるけど、もっと入れていいって。
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ほっとする。ほっとワイン。ふふふ。
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佐藤雅彦さん編の『教科書に載った小説』から、
今は「出口入口(永井龍男)」を読んでる。
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ああ、いいね。こういう話、好きだ。
国語の教科書を授業より先に読むのが好きだった。
 
もう1杯。
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また自分でシナモンを入れる。
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こうやってひと手間をかけさせるのが、
いいのかもね。こういうのが人は好きなんだよね。
 
よし、帰るか。明日はまだ木曜日。
そうだろ、マレーゴ。
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