たしか中目黒でご婦人と別れたあと。
あした仕事でも行ってしまったんだね。
なんか人ごとみたいでごめんなさい。
記憶がないからさ。
歯止めがきかないおじさんだからさ。
知らないよ。こんなの頼んだかな。
知らないよ。
「主食感のあるボリューム。いい餃子だ。さっぱりしてうまい」とメモに残ってた。
ついにメモを取り出したか、ブロガーの俺。
うんちくはこのくらいにしてもう一杯飲も。
と、メモにある。
こうして帰りましたとさ。
（本当はこのあと、どこかのラーメン屋で替え玉まで頼んでる写真もあるんだけどね）
でん（中目黒）
祝日の午後２時半。来ちゃった。
ちょうど中目黒で用事があってね。
なに食べようか迷うけど、なに食べてもうまいよ。
煮込みから。
すごくおいしい。
おや、割り箸が二膳。お一人じゃないんですか？
あ、はい。
中目黒在住のご婦人に来ていただきました。
それはホッピーもすすみますな。
いつも消極的なのに人妻には積極的ですみません。
この赤いのがいいんだよね。
うん、うまい。
うまいよ。しろ。パリパリとろとろ。
ここのレモンサワーの塩がスキ。
ここはホッピーよりレモンサワーだったわ。
ればトロ。低温調理したやつ。うまい。
ご婦人もよろこんでらっしゃる。
団子ね。ここではこれを食べなくちゃ。
そろそろ記憶があやしいよ。
ふたりだとたくさん食べれていいな。
たとえそれが人妻でも。
そろそろ飲みすぎかな。
たまご。
頼んでるねー。記憶にないけど。
うまかったんだろうな。
さらにか。
会話も弾んだんだろうな。
こうやって飲むんだよ奥さん、なんてね。
ほらほら。
ほら。
これだけ飲んで食べて外はまだ明るい。
食べたねー。
それはなんですか？奥さん。
僕はもう完全に記憶なしですよ。
ここ、２度目だけどやっぱりすごい。
こんないい店が近所にある奥さんあなたは幸せだ。
さて店を出てからご婦人にアイスをご馳走になり。
さいごは見送られて帰ったようです。
おにやんま（人形町）
人形町におにやんまができてる。
軽く食べておきますか。
ぶっかけにしよ。
と思ってたのに、この手が押したのは。
おろし醤油。
はい、すぐ来た。
すだちを絞って醤油でどうぞ。
言われた通りにやったよ。
うん。
やっぱりおいしいな。
麺がちがう。
あとは卓上の天かすやら何やらを自由に。
食券買ってから食べ終わるまで、あっという間だった。
廣東（松本）
久しぶりに松本へ。
お気に入りのこのお店。中華。
長野赴任で、松本のおいしい店を知れたのはよかったと思っている。
入店。
カウンターの上にいいもんあった。
これがある店はうまいよ。
今日はチャーハンか、担々麺かと迷ったけど、
めずらしく焼きそばを食べることにした。
それも麻婆焼きそば。
たまにはそういうことしたいの。
ふだんは注文しないものを、あえて食べてみることを。
カレー焼きそばもうまそうだったけどね。
ここの焼きそばは揚げずに蒸してあると書いてある。
写真の見た目は揚げた麺っぽいけど、それが本場らしい。
たしかに、作る音が静かだ。
来ましたよ！
美しい。
細くてややパリパリした麺ね。
なんだろう、爽やかな辛さ。
柑橘的な。好きな味だよ。
カウンターの四川山椒をかけてわかった。
四川山椒がその爽やかな辛さだ。
自称花椒マスターとしたことがわからなかった。
うまいうまい、おいしかった。
けっこうボリュームもあってお腹いっぱい。
國田屋酒店（京都）
もう１４時２０分じゃないか！
「ランチになに食べよう、なに食べよう」
と考えているうちにこんな時間に。
人生と一緒ですね。迷っていたらすぐ老人ですよ。
それより目の前の今を楽しまないと。
取り急ぎ、飲めると噂の酒屋へ。
ええ、なんの変哲もないこの酒屋で飲めるらしいんですよ。
酒屋、いやむしろ八百屋のようなこの店で。
「きょう、ちょっと（暑さが）ましやね」
店のおばちゃんが話しかけてくれる。
生ビールの大を注いでくれながら。
これだ、これが関西だ。
その昔、ホームセンターでいろいろ買って自転車のカゴに載せていたら、知らんおばちゃん二人組みに「にいちゃん、ええもん買ったなぁ」って言われた。
それからしばらくして、大阪のりくろーおじさんのチーズケーキの行列に並んでいたら、前のお姉さんが急に振り返って「これほんまにうまいんかなあ？」って話しかけてきた。
関西すげえって思ったよ。
それにしてもうまいビールだ。
ビールの注ぎ方にこだわりがあるみたい。
そして、何よりおばちゃんがいいのよ。
気さくでおもしろくて。
「扇風機、少しは当たる？」って。
当たってるよー。
となると、さらにビールが飲みたい。
でもさすがに次は中を頼んだ。
おばちゃん「中のカップないねん」
「（大の）押し売りやねん」
で、大。
見て、この泡。
誰がこの普通の酒屋で、
いや、むしろ米屋で、
あの泡を見れると思おうか。
しかも１リットルの特特大でも７００円。
このコもびっくりだよ。
注いで泡が落ち着いたら、さらに泡を足してくれるの。
あのビアホールの名人の技じゃないですか。
さて、気になる樽出しハイボールで〆よう。
「ウチは３杯までやで」
「さっき中を大にしたけどまだ飲んで大丈夫？」
おばちゃん、優しい。
「もう１杯だけならなんとか大丈夫です！」
おばちゃんに気に入られるような受け答えをする。
ビアサーバーの上の小さな樽からウイスキーを出して、炭酸で割ってくれてるよ。
うん、樽出しハイボールだ。
割る炭酸が瓶で本格的だよ。
「濃いし、ゆっくり飲んでね」やって。
優しいな。
たしかに濃い。ウイスキーの味がガンガン来る。
これでベロベロになってその辺に寝たら怒られるだろうなー。
そうならないように気をつける。
ひとは優しくされると、それを裏切れないんだよ。
「まいどおおきに」ってお客さん入って来た。
それから長いことおばちゃんと話してる。
みんな話しに来るんだね。さっきの人もそうだった。
で、ふたりの会話を聞いていたら、
なんと！おばちゃん酒はまったく飲めないらしい。
なんてことだ。
あんなに最高の１杯を注いでくれたのに。
この焼酎もあの酒もうまいと教えてくれたのに。
すごいよ。プロだよ。
京都でまたひとついい店を知ってしまった。
ずっとここにいたい。
でももう時間だ。帰らなきゃ。
さっきから、妻からの着信も何度もある。
心配してるのかなあ。
怪しまないでね。出れる空気じゃなかっただけなの。
帰るよ。
結局、迷って迷って今日はランチ食べなかったな。
そんな人生、ダメ。ゼッタイ。
迷うな、今を楽しめよ！
というか、これ妻に怒られるやつだ。
帰ります。
※PS:少し心配になって妻に折り返し電話したところ、ウチの犬（リン ♂１歳２ヶ月）のドックフードを変えようと思うけど、どれがいいかしら？とのことでした。
ホッとしました笑
志津屋（京都）
志津屋は京都で有名なパン屋さんで、学生時代には祇園の志津屋の２階のカフェで朝まで過ごしたこともあるのですが、今はあの珍しい飲み物が気になりまして。
ここから見える黄金色をしたアレです。
ビール？というのですかね。
サッポロとは北海道の札幌でしょうか。
産地でしょうか？
飲んでみたいですよね。
もしかしたらパンなのかもですが。
で、さっそく注文してみました。
いきなりたくさんはこわかったので、小さいほうです。
綺麗ですね。
では、いただきますよ。
うーん。これは、、うまい。
ただ苦味があったりするので、
好みが分かれる味かも知れません。
私は嫌いじゃないですな。
機会があれば再訪したいと思います。
