或阿呆の東京

aru ahou no TOKYO

フルバリ(関屋)

にけんめの夕日。

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いっけんめは立ち飲み屋さんだった。

 

最近、人生について考えるわけよ。

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ハイボールと。

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そんな感じで迷っていたら店員さん来た。

 

慌てて「これ」って指差したのがこれ。

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クリッシピサラダ。前においしかったやつ。

綴りをみるとクリスピーサラダか。

クリッシピのほうが好き。

 

このボリューム!

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ジョッキと並べたほうが大きさがわかるか。

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2回目なのにまた驚いてしまった。

前回も酔っていたしね。

 

見て、クリッシピ!

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いいよ。

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問題はクリッシピじゃなくて、

サラダという名称だったか。

 

いつもメニューのサラダの欄は飛ばすもん。

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気づきませんよ。

このサラダらしからぬボリュームのやつを。

 

でも女性はサラダを注文するよね。

妻と最初のころのデートで、なんでこの人はサラダなんて頼むんだろって思ったのを覚えてる。

 

しかし。この野菜を見るとサラダか。

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麺も入ってる。

 

この辺は魅惑だな。

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しかし私にはまだクリッシピサラダがある。

そしてそれがうまいわ。

 

見つめてる。

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ナンと帰る。