或阿呆の東京

aru ahou no TOKYO

ロシャニー(東向島)

2軒目にほぼ必ず来てしまうようになった。

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ロシャニるよ。

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もはや、ここのために1軒目はすこし加減してる感もある。

 

ハイボールを頼むと

「レモンなし?」と言ってくれる。

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俺自身が覚えていない俺のこだわりを覚えてくれている。

 

最初に来た時に言ったんだろうなあ。

そんなことが嬉しくて来てしまうんだよね。

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いつものやつ来た。

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さて、なに食べる?

とにかく毎回2軒目に来るから、

カレーは食べたことがない。

 

これはなんだろ?

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いや、こっちにするか。

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あ、これは知ってるぞ。

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知ってるけどそんなに食べたことない。

桃。

これにしよう。

 

わい!

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見て!

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その前にKurokirishimaを。

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ね。

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ロックなのに多いよ。

 

では。

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おおお!

これはすごい。

このソースのうまさ。

そしてそれをつけなくても、モモ自体がスパイシー。

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でもやっぱりソースがうまい。

さらに肉汁あふれる餃子でもある。

つまり、餃子部とカレー部を兼部した俺にはもう…

 

もっと早く知りたかった。

そしたら、両立は無理とかいう先輩に、

これを突きつけてやったのに。

(今なら二刀流と言えたけど当時はそんな発想自体なかった)

 

いやー、うまい餃子だ。

と餃子部の俺が言い。

いいカレーだ!

カレー部の俺が叫ぶ。

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帰る。

元マネのところに。