或阿呆の東京

aru ahou no TOKYO

串焼一丁目(諏訪)

じゃん。

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ここは、串焼一丁目。

上諏訪駅の近く。

 

きょうは東京からのお客さんと来ました。

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鳥梅やきとりコーナーが満席だったから入ってみた。

入った瞬間、いい店だとわかりましたよ。

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いつもは予約が必要だけど、たまたま空いてたみたい。

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よかった。

 

お腹空いてる?と聞かれたから、「はい」と。

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おまかせで出してくれるみたいだよ。

 

ビールはエビスのみ。

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コーンスターチはだめ!こだわり。

 

御柱のDVDをセットしてくれてる。

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大将は春宮の総代らしい。映ってた。

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まずはどーん。おでん。3人分です。

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いい色。

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そしてどーん。すごい。

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串がどれもうまい。今はぎんなんがおすすめだって。

 

海老、でかい。

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野沢菜。奥にあるのは野沢菜のかぶの部分。

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もちろん手作り。かぶの部分も野沢菜の味するね。

大将がいろいろ教えてくれる。

野沢菜の歴史、諏訪大社のこと。物知り。

 

日本酒出してくれた。

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真澄の限定品。とてもうまい。

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自分が飲んで気に入った酒しか出さないらしい。

日本酒へのこだわりもすごいぜ、大将。

 

馬刺し食べる?と聞かれ、「はい」と。

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信州の味。東京からのお客さんも喜んでる。

 

日本酒、もう1杯飲んでいいですか?

 

さっきの瓶から勝手に飲んでいいよだって。

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さらに。

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止まらないよ。うまい酒が目の前にあるんだもん。

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奥の部屋も見せてくれた。

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100年前のお皿とかがある。

それを普通に使うのが大事なんだって。

 

戻って、飲む。

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ごはん食べるか聞かれたけど満腹で、いちご。

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ぜんぶ飲んじゃった。

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最初、半分くらい残ってたんだけど。

 

大将、若いころは東京でCM作ってたんだって。

業界の大先輩だった。

 

つい、ここからビールを追加。

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とても楽しい店だ。

大将の話が楽しい。そして、おいしい。

 

ずっといたいけど、あした早いからそろそろ帰りますか。

ひとり4,000円。安い。

串焼一丁目の住民になりたい。

 

遠くから来たお客さんを連れて行くにもいいね。

つぎは予約して来よう。